
赤岩駅廃止

過去の記事、2012年11月の記事の再掲です。
残念ながら3月13日のダイヤ改正で廃止となります。
写真の転載は禁止です。
JR時刻表11月号、黄色のページにも記載されていますが、
奥羽本線の赤岩駅が今年の冬から冬季営業休止になります。
昔の写真を引っ張りだす気になりました。数枚ですし、
たいした写真ではありませんが。
確か平成元年ごろ。
現在の赤岩駅は本線上に短いホームと待合室がある小さい駅ですが、
以前は下り列車は本線からいったん引き上げてバックで入る、
上り列車は駅到着後、バックで引き上げ線に入り本線に戻る
スイッチバックの駅でした。

現役当時の赤岩駅の駅名板です。

赤岩駅の駅舎です。
こう見ると線路に立ち入って写真を撮っているようですが…

実は赤岩駅には駅前に道路がなく、駅舎を出て階段を下るといきなり
奥羽本線の本線上に出てしまいます。

駅舎の中には閉鎖された窓口があり、車内で乗車券を買うようにとの看板が打ち付けてありました。
調べたところではJRに移行する前、国鉄時代の昭和59年には無人化されたようです。

当時の車内補充券。赤岩駅から峠駅までの子供用ですが、記念に購入したもの。
今のようなPOS券ではないので、区所ごとに様式や地図が異なっていて、
乗るたびに車掌さんに子供用を記念に購入していました。
よく見ると蟹沢(廃駅)や北上ノ山(現茂吉記念館前)といった駅名も。

赤岩駅、行政上は福島市内ですが、周りはまったくの無人地帯。
旧駅の裏から徒歩で30分ほど行くと大平という集落があるそうですが、
利用客は限りなく0に近いと思われます。
なぜ、赤岩駅で降りたのか?。
山形新幹線の建設が始まるとスイッチバックがなくなると思い、
しかもあえて降りる人がいないような赤岩駅で降りてみようかと思ったのだと思います。
今のように「秘境駅」めぐりなんて言葉がなかった頃、
山間の無人駅で降りるのは、地元の人以外は相当の物好きだと思います。
こんな、何もない山間の無人駅に2時間近くもいる奴なんて「不審者」以外の
何物でもありません。
商店も、民家も、自販機もない寒い駅で震えていた記憶があります。
でも、観光地でもなんでもない、こういう小駅に降りるのが好きなんです。
残念ながら3月13日のダイヤ改正で廃止となります。
写真の転載は禁止です。
JR時刻表11月号、黄色のページにも記載されていますが、
奥羽本線の赤岩駅が今年の冬から冬季営業休止になります。
昔の写真を引っ張りだす気になりました。数枚ですし、
たいした写真ではありませんが。
確か平成元年ごろ。
現在の赤岩駅は本線上に短いホームと待合室がある小さい駅ですが、
以前は下り列車は本線からいったん引き上げてバックで入る、
上り列車は駅到着後、バックで引き上げ線に入り本線に戻る
スイッチバックの駅でした。

現役当時の赤岩駅の駅名板です。

赤岩駅の駅舎です。
こう見ると線路に立ち入って写真を撮っているようですが…

実は赤岩駅には駅前に道路がなく、駅舎を出て階段を下るといきなり
奥羽本線の本線上に出てしまいます。

駅舎の中には閉鎖された窓口があり、車内で乗車券を買うようにとの看板が打ち付けてありました。
調べたところではJRに移行する前、国鉄時代の昭和59年には無人化されたようです。

当時の車内補充券。赤岩駅から峠駅までの子供用ですが、記念に購入したもの。
今のようなPOS券ではないので、区所ごとに様式や地図が異なっていて、
乗るたびに車掌さんに子供用を記念に購入していました。
よく見ると蟹沢(廃駅)や北上ノ山(現茂吉記念館前)といった駅名も。

赤岩駅、行政上は福島市内ですが、周りはまったくの無人地帯。
旧駅の裏から徒歩で30分ほど行くと大平という集落があるそうですが、
利用客は限りなく0に近いと思われます。
なぜ、赤岩駅で降りたのか?。
山形新幹線の建設が始まるとスイッチバックがなくなると思い、
しかもあえて降りる人がいないような赤岩駅で降りてみようかと思ったのだと思います。
今のように「秘境駅」めぐりなんて言葉がなかった頃、
山間の無人駅で降りるのは、地元の人以外は相当の物好きだと思います。
こんな、何もない山間の無人駅に2時間近くもいる奴なんて「不審者」以外の
何物でもありません。
商店も、民家も、自販機もない寒い駅で震えていた記憶があります。
でも、観光地でもなんでもない、こういう小駅に降りるのが好きなんです。
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