千葉県営人車軌道開業100周年のイベントが8日,大多喜県民の森と大多喜駅で行われました。
今年はいすみ鉄道のルーツともいえる大原~大多喜間の人車軌道が開業して100年めの年です。
家族で行ってきました。
まずは大多喜県民の森へ。
会場ではチケットを購入します。100円ぶんが5枚セットです。
飲食物や乗り物代の支払いに使います。

会場ではミニ電車の運転も行われ、子供と乗車しました。
牽引しているのは、成田周辺で走っていた「成宗電車」の車両です。

そして、今回の目玉、復活した人車軌道です。えっこれだけ!?というほどの長さですが、今後はカンパで線路を伸ばす予定だそうです。
大きさといい、塗装といい、かわいらしい車両です。
同じ千葉県の茂原~庁南間(長南)で動いていたものをモデルにしたそうです。
これも子供と乗車しましたが、スベルような乗り心地です。
会場では、焼きそばや太巻き寿司なども販売していて、風さえ強くなければゆっくり
していきたいところでした。(当日はものすごい強風でした)

会場と大多喜駅を無料シャトルバスが結びます。ボンネットバスが担当しました。
ボンネットバスの車掌さんは国吉駅の栗原駅長さんが担当していました。
実は前日に、M大先輩から電話で、担当しないかというお話をいただきましたが、
午前中は子供の行事、夕方からは職場のイベントに参加なので、せっかくですが
お断りしました。また「みんしあ」の時になにかお手伝いできれば。

ボンネットバスの他にもM大先輩の所有する黄色いオート三輪も来ていました。

簡単に挨拶だけをして、大多喜駅に向かいました。
大多喜駅前では、いすみ鉄道の社員の方が新しい様式になった車内補充券を発売していました。
新しいといっても、木原線時代に発売されていたものに似せています。
木原線時代のもの
大多喜から子供の最低運賃の区間を購入。
家族で売店で買い物をしました。
新商品も発売されています。

売店で、リンクさせていただいてる「房総横断列車の夢に乗る」の国吉駅の助役さんに
お会いできたので、少しだけ話をしました。スタッフとして応援にきているそうです。
その他、ホームでは「いすみ鉄道応援団」の方々が、ポップコーンを販売していました。
またキャラメル味のポップコーンを購入。

そして大多喜駅の目玉、キハ28の展示です。車内にも入れます。

懐かしい青い色に復元した座席。古めかしい運転台。
来年1月からの営業運転が待ち遠しい限りです。


その他にも大多喜駅前の「観光本陣」では、貴重な鉄道資料のなどの展示などもあり、
見たかったのですが、小さい子供が2人もいるので諦めました。
その後、クルマで茂原まで戻り、職場のイベント参加のため電車を乗り継いで新松戸へ。
にぎやかな駅前で雑踏の中にいると、つい2,3時間前までいた「時間が遡り」したような
大多喜の町と同じ千葉県とは思えないほどの別世界です。
イベントに行ってみて、妻が「いすみ鉄道のイベントは手作り感が
あって、しかも雰囲気が殺伐としていないからいい」と言っていました。また楽しいイベントをお願いします。
テーマ : 鉄道
ジャンル : 趣味・実用